シニアゲーマー向けWebマガジン「Beep21」で連載中の、当サークル制作漫画「ふりせが ーFREEなセガ漫画ー」。3か月間の回想編(gtozkaが1990年代にテレビゲーム情報誌用に描いた漫画の再掲載)を経て、2024年11月13日に新シーズンの第1話を公開しました(※有料記事)。
従来から大きく変わったのは、以下の三点。
変更点① タイトルに「激闘編」がついた
続きものが一定期間を経て再会する時には”◎◎編”と付け足すことで、いい意味での仕切り直し感が出る……ような気がするのでつけました。オールドなセガファンであれば、セガがスポンサーに名を連ねていたアニメ「赤い光弾ジリオン」を想起するのではないでしょうか。
変更点② 作画担当がgtozkaになった
有料の価値が発生しているのはどろみずさんの作画があってこそ……との思いで続けてきたこの連載ですが(※回想編は無料公開記事でした)、どろみずさんの本業が大変忙しくなってきたことで、従来の体制での連載ができなくなったのが、今年の8月。
どのような形で再開できるだろうと考え、何人かの(セガに理解のある)イラストレーター・漫画家さんに協力を打診してきたのですが、いずれも不調。自分で描くか? いやいや、この絵でお金をもらえていたの、10年以上前の話だよ……と、一時は連載終了の申し出も頭をよぎりました。
そんな時、BEEP21の担当編集氏(「BEEP!メガドライブ」誌のライター時代からのお付き合いです)の、
「当時の人が、いまもがんばっている姿を見せることにも価値がありますよ」
という意味あいの言葉におおいに言いわk……勇気をもらいました。さらに「この内容ならこの絵でもいいだろう」という漫画の方向性(※次項)を見つけられたことで、作画担当に踏み切ることとなったのです。
キャラクターは描いていますが、遠景に関しては一部AI画像を加工したものを使用しています(サムネ画像、1話1コマ目など)。
▲この絵
何かと話題のAI画像ですが、私が利用しているのは、動画編集ソフト「Filmora」付属のAI画像生成機能。自作品への使用に関して公式サイトでは以下のように書かれています。
テキストからのAI画像生成は個人や商用のプロジェクトに使用できますか?
はい、個人的なプロジェクトと商用プロジェクトの両方に使うことができます。ただし、使用される特定のAI画像生成ツールの利用規約とライセンス契約を確認して、コンプライアンスを確認することが重要です。
また、 プロンプトや参考画像の入力によっては著作権や肖像権を侵害してしまう恐れがあります。お客様の方で著作権や肖像権に違反していないかを確認した上で、お客様の責任でご利用ください。
……私の使い方であれば、諸アーティストの方々にご迷惑はかけないんじゃないかなーと。
変更点③ 続きものになった
従来の連載は、どろみずさんの作画を活かす……というか高い画力だからこそ成立するセガネタを仕込んだ1話読みきりものでした。
「激闘編」は、1989年の日本にやってきたファンタジーっぽい世界の住人たちを中心とした、連続する物語を予定しています。第1話に登場した3人の素性については諸事情()により詳しく説明することはしませんが、オールドなセガファンは「はい、はい、はい」と見守っていただければ幸いです!
とはいえ画力をカバーできるほどのメインストーリーでもないので(笑)対策はしっかり用意しています。いずれそのあたりもお披露目していければと。
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